Last Update : 2006/01/06 |
YAMAHA PCスピーカー YST-M8の改造 その1
一昔前に手に入れたYST-M8ですが、低音が良く出るというので買ってみました。
YST(YAMAHA Active-Servo
Technology)を搭載しているというのですが、MP3を聞く分にはいいのですが、クラシックやNewAge系を聞くと、締りの無い低音で、しばらく御蔵に入っていました。
しかし、せっかく買ったので、何とかしてそこそこの音で聞きたいと思い、改造することにしました。
まず、気になったのは、低音再生時のキャビネットのビビリです。(通称 エンクロージャー鳴き)
確かに木製のエンクロージャーに比べれば、板厚が極端に薄いのですが、実売5,000円前後のスピーカーでは仕方ないですよね。
とりあえず、手っ取り早く板厚を稼ぐには、キャビネットを補強する(固める)のが最適と思い、市販のシーリング材をコーティングする方法を思いつきました。
近所のホームセンターで、シーリング材(820円)と、コーキングガン(380円軽いので、プラスチック製のにした)を買ってきました。
シーリング材は色々あったのですが、樹脂にも引っ付くということでセメダイン8050(グレー)です。
(しかし、この選択は後で間違っていたと気づく・・)
図1.シーリング材とコーキングガン
とりあえず、コーキングガンにシーリング材を装着して、キャビネット内部にコーティングします。
なるべく均一に塗りたいのですが、なかなか難しいです。
だいたい、8mm厚ほどで、ほとんど1本を使い切ってしまいました。
図2.左側スピーカーのフロント部 |
図3.左右キャビネット内部 |
コーティング後、約3日ほど乾燥させます(実はまだ内部の方は固まっていないのですが)
その後、アンプ基板を再装着します・・・が、入らない・・・。
内部の方まで厚く塗りすぎた為でした。このあとシーリング材をちまちまカッターで削るハメに。
図4.右側 アンプ基板が入らない(~_~;)
とりあえず、完成したので、音を鳴らせてみました。
たしかに、若干エンクロ鳴きは収まったようですが、まだビビってますね。
シーリング材をモルタル用にしたほうが良かったか?(モルタル用の方が比重が大きい)
しかし、キャビネットの材質(PS-ポリスチレン)に親和しないと意味がないし・・・・。
5mm厚の金属板を接着した方が良かったかも。
でも、以前のような樹脂スピーカーの音はほぼ解消できましたので、50%ほどは満足です。
あと、YSTの低音の品質が気になりますね。
これは、次回に対策するとします。
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