Last Update : 2008/03/28 |
温度ファン(SmartFAN)の製作
安いATX電源(ケースにおまけも含めて)は、結構FANの音がやかましいです。
かと言って、単純に静音FANに交換するだけでは、風量が足りずに電源がオーバーヒートする可能性があります。
そこで、温度センサー付きFANコントローラを作ってみました。当初PICを使おうかと思ったのですが、12V->5V変換が必要だし、
コストもかかる(少々だが・・)と、言うことで、今回は低コスト&シンプル(Tr×2、R×3、D×2)に製作してみました。
とりあえず、図1aの回路で試作して実験しました。
図3.室温(約20℃)でのFANセンサーの周波数 | 図4.ブリッジ素子に半田ごてを近づけると・・ 素子には触れない程度 |
図5.FANセンサーの周波数が上がりました |
センサー付きFANは1回転に2パルス出すので、上記の場合だと室温で720rpm、高温(何℃か判らないが)で1750rpmになります。
テストに使用したFANは山洋電気製のPetit Ace 25(デジットで@300)です。(Mランクだから2350rpmかな?)
図6.センサー(左側)とコントローラ本体(右側) | 図7.電源のFAN配線途中に付けてみた | 図8.とりあえず本体を自己融着テープで巻いて完成 |
使用感はまぁまぁです。
この電源、ノーブランドでも結構いい成績出していたので(ActivePFC電源のススメ参照)、負荷をかけてもそれほど発熱しないのでFANは静かなままです。
心持ち風量が若干増える程度かな・・って感じです。
聴覚(FANの音)的に体感したいなら、図1cの回路の方がいいかもしれません。
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